加湿器には主に5つのタイプがあります。タイプが多いので、どのタイプがいいのか悩みますよね。
2024年に私が加湿器を選ぶ際に調べた結果、以下の3タイプが人気でしたよ。
- スチーム式
- ハイブリット式(加熱気化式)
- ハイブリッド式(加熱超音波式)
今、どのタイプの加湿器がいいのか悩んでいるあなたは、上記の3つのタイプのメリットとデメリットを比較して選ぶことがおすすめです。
私自身は、手入れが簡単な加湿器が欲しかったので、象印のスチーム式加湿器を選びました。
家電量販店の店員さんによると、スチーム式は一番人気だそうです。
この記事では、これらの3タイプの加湿器について、それぞれの特徴や適した使い方をより詳しく解説していきます。
加湿器はどのタイプがいい?おすすめ3つを紹介
2024年11月に私が加湿器を探している時に、人気のタイプのものは以下の3タイプでした。
- スチーム式
- ハイブリット式(加熱気化式)
- ハイブリッド式(加熱超音波式)
ここからは、上記の3タイプのメリットとデメリットをわかりやすく解説していきます。
どのタイプの加湿器を選べばいいのか悩んでいるあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。
スチーム式
スチーム式の加湿器のデメリットとメリットは以下の通りです。
デメリット
- 構造が単純で手入れが簡単な機種が多い
- 水を沸騰させるので雑菌が繁殖しにくく、衛生的
- 加湿能力が高いので、寒い季節でもしっかりと加湿できる
- 加湿範囲が広い
メリット
- ヒーターを使用するので電気代が高い場合が多い
- 吹出口が熱くなる機種は、子どもやペットが近づかないように注意が必要
- ハイブリット式に比べると音が少し大きい
スチーム式加湿器は、水を沸騰させ噴出させるタイプの加湿器です。
デメリットとしては、ヒーターを使用するため電気代が高めになる場合がある点が挙げられます。
また、吹出口が熱くなる機種もあるため、小さなお子さんやペットがいる家庭では注意が必要ですよ。
メリットは、構造が単純なため他のタイプと比べて手入れが簡単なモデルが多いこと。
パーツをバラす手間が少なく「こまめな手入れをするのが少し苦手…。」というあなたにおすすめです。
私も「手入れが簡単」「衛生的に使える」という点から、象印のスチーム式加湿器を選びましたよ。
確かに、お手入れがとっても簡単で毎日快適に使えるので、とっても満足しています。
ハイブリット式(加熱気化式)
ハイブリット式(加熱気化式)のデメリットとメリットは以下の通りです。
デメリット
- スチーム式よりも分解や手入れの手間がかかる
- フィルターの掃除や交換をこまめにする必要がある
- スチーム式よりも音が静か
メリット
- スチーム式よりも電気代がかからない
- 水を沸騰させるので雑菌が繁殖しにくく、衛生的
- 加湿範囲が広い
ハイブリット式(加熱気化式)の加湿器は、電気代と性能のバランスが良いことで人気のタイプです。
デメリットは、構造が複雑なため、スチーム式と比べるとメンテナンスの手間がかかります。
特にフィルター部分は定期的な掃除や交換が必要で、手間が増えると感じる方もいるでしょう。
最大のメリットは、気化フィルターを通して湿気を放出する仕組みのため、スチーム式ほど電力を消費せず、比較的省エネな点です。
電気代が安いのは、とっても魅力的ですね。
私もスチーム式とハイブリット式(加熱気化式)の2択で、最後までどちらのタイプにするか悩みましたが「手入れの楽な加湿器」という事で、スチーム式に決めましたよ。
電気代を抑えながらも効率的で衛生的な加湿を求める場合は、ハイブリット式(加熱気化式)がおすすめです。
ハイブリット式(加熱超音波式)
デメリット
- スチーム式よりも分解や手入れの手間がかかる
- スチーム式よりも音が静か
- 床や壁が濡れやすい
- カルキが噴霧され、家具や家電に付着する可能性がある
- 加湿範囲が狭い
メリット
- スチーム式よりも電気代がかからない
- 水を沸騰させるので雑菌が繁殖しにくく、衛生的
ハイブリッド式(加熱超音波式)の加湿器は、超音波で水を微細なミストに変えて放出するタイプです。
水を加熱することで雑菌の繁殖を抑えられ、衛生的に使うことができますよ。
デメリットは、床や壁が湿りやすい点です。
また、カルキ成分がミストに含まれ、家具や家電に付着する可能性もあるため、注意が必要ですよ。
スーチー式よりも構造が複雑なので、手入れの手間も少し多めにかかります。
メリットは、スチーム式よりも電気代が安いことと、音が静かな点です。
特に「電気代が安い」というのはうれしいメリットですね。
「電気代が安い加湿器が欲しい」「静かな加湿器が欲しい」というあなたにおすすめのタイプです。
タイプ別の違いを比較
ここからは、「スチーム式」「ハイブリット式(加熱気化式)」「ハイブリッド式(加熱超音波式)」の違いを比較表を使ってわかりやすく解説していきます。
比較表は以下の通りですよ。
スチーム式(加熱式) | ハイブリット式(加熱気化式) | ハイブリッド式(加熱超音波式) | |
電気代 | △ 高い | ◎ 安い | ◎ 安い |
静音性 | 〇 スチームを出すときの音がやや気になる | 〇 ファンの音が気になる機種がある | ◎ 静か |
手入れのしやすさ | ◎ 分解するパーツが少ない | △ 分解するパーツがやや多い フィルターの掃除や交換が必要 | △ 分解するパーツがやや多い |
加湿能力の高さ | ◎ | 〇 | △ |
カルキが噴霧される可能性 | なし | なし | あり |
吹出口熱さ | 熱い(※熱くならない機種もある) | 室温と同じ | 室温と同じ |
スチーム式は電気代が高い傾向にあります。ですが、手入れが楽な点としっかりと加湿できる点が魅力的ですよ。
我が家で使っているのもスチーム式です。
加湿器を使い始めてからは、朝起きた時の喉のイガイガがかなり改善されて、風邪予防ができていると実感できます。
ハイブリット式(加熱気化式・加熱超音波式)は、手入れに少し手間がかかりますが、電気代が安いのが魅力的です。
電気代が安くて、カルキが家具や家電に付くのを予防したい場合はハイブリット式(加熱気化式)を選ぶのがおすすめです。
電気代が安くて、できるだけ静かな加湿器を探している場合はハイブリッド式(加熱超音波式)がおすすめですよ。
スチーム式(加熱式)はこんな人におすすめ
スチーム式の加湿器がおすすめの人は以下のような人です。
- 手入れが楽な加湿器が欲しい人
- 家電の手入れの時間をできるだけ削減したい人
- 部屋全体をしっかりと加湿したい人
- できるだけ衛生的な加湿器が欲しい人
スチーム式(加熱式)の加湿器は、加湿器の構造が単純で、掃除もさっと行えるため、日々の手入れに手間をかけたくない方にぴったりです。
部屋全体を広範囲に加湿したい方や、衛生面を最優先に考える人に適したタイプと言えますよ。
ハイブリット式(加熱気化式)はこんな人におすすめ
- 電気代が安い加湿器が欲しい人
- 家電の手入れがこまめにできる人
- 部屋全体をしっかりと加湿したい人
- 赤ちゃんが触っても比較的安全な加湿器を探している人
ハイブリット式(加熱気化式)の加湿器は、電気代を抑えたい人にぴったりです。
ヒーターで水を温めながら、気化することで効率的に加湿できるため、長期間使用しても電気代が節約しやすいです。
こまめなフィルターの掃除や交換が必要ですが、メンテナンスがしやすい機種を選ぶことで手入れの手間はかなり改善できますよ。
水を気化させる方式のため、触っても熱くなりにくく、小さな子どもがいる家庭にも安心して使用できるタイプと言えます。
ハイブリッド式(加熱超音波式)はこんな人におすすめ
- 電気代が安い加湿器が欲しい人
- 静かな加湿器が欲しい人
- 家電の手入れがこまめにできる人
- 赤ちゃんが触っても比較的安全な加湿器を探している人
ハイブリッド式(加熱超音波式)の加湿器は、電気代を抑えたい人にぴったりです。
また、静音設計の機種が多いため、音が気になる人にも適しています。
こまめな手入れが必要ですが、メンテナンスしやすい機種を選んでおくとこの手間はかなり楽になります。
吹き出し口が熱くならないため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できますよ。
選び方のポイント5つ
部屋の広さ
加湿器を選ぶ際にまず重要なのが部屋の広さです。
家電量販店や通販サイトの商品説明には、「木造和室〇畳、プレハブ洋室〇畳」という表記があり、それを参考にすると適切な加湿器を選ぶことができます。
部屋の広さに応じて加湿能力が適切なモデルを選ぶことで、効率よく加湿ができ、過不足なく湿度を調整することが可能ですよ。
お手入れのしやすさ
私の場合、加湿器を選ぶ際に重視したポイントが部屋の広さと、手入れのしやすさです。
「パーツの分解ができるだけ少ない」「細かいパーツが少ない」「手入れの頻度が少なくていい」など、できるだけ手入れが楽な加湿器を探しました。
加湿器は、冬場に毎日使うものなので、手入れが楽な加湿器を選ぶことで衛生的にストレスが少なく使えます。
手入れが簡単なモデルを選べば、常に清潔を保つことができ、快適な環境を維持することができますよ。
給水のしやすさ
給水口が大きい加湿器、給水した時に水漏れのリスクが低い加湿器を選ぶことで、水を入れる際のちょっとしたストレスが軽減されます。
毎日の給水は面倒に感じることもありますが、給水のしやすいタイプを選ぶことで、日常的な手間が減り、快適に使用することができますよ。
給水の頻度(連続運転できる時間)
連続運転できる時間を購入前に確認しておく事もおすすめです。
寝ている間に加湿器の水がなくなって給水しなければいけないのは、結構面倒です。
私の場合は、寝ている間に約8時間ほど加湿器を使用しています。
乾燥がひどい時期には途中で水がなくなってしまい、加湿器が止まってしまうこともあるため、もう少し連続運転できる時間が長い機種を選べばよかったと感じています。
その他の便利機能
加湿器には以下のようなさまざまな便利機能が搭載されています。
- タイマー機能
- 湿度自動調整機能
- チャイルドロック
- 転倒時の停止機能
- 空焚き防止機能
- アロマ対応 など
特に高価な機種ほどこれらの機能が充実しており、使い勝手が良くなります。
自分の生活スタイルに合った便利機能が備わっているかを考慮しながら、機種選びをすることも大切ですよ。
まとめ
加湿器はどのタイプがいいかお悩みの方には、以下の3つのタイプから選ぶのがおすすめです。
- スチーム式
- ハイブリット式(加熱気化式)
- ハイブリッド式(加熱超音波式)
手入れのしやすさを重視するならスチーム式が適しており、電気代を抑えたいならハイブリット式やハイブリッド式が良いでしょう。
家電量販店で人気なのはスチーム式の加湿器ですが、それぞれのタイプに異なる特徴があるため、自分の使い方や環境に合ったものを選ぶことが大切です。
それぞれのメリットとデメリットを比較し、自分に最適な加湿器を見つけてくださいね。
こちらは、我が家で使っているスチーム加湿器の1ヶ月の電気代をまとめた記事です。こちらの記事も参考にしてくださいね。
コメント